2023年12月15日
士別のお隣まちである「幌加内町」。
そばが有名であり、広大な面積を持ちながら人口1300人ほどという小さなまちで、豊かな自然に囲まれています。冬には北海道で一番と言えるほど雪が降る豪雪地帯です。
当社グループ会社のひとつである「三津橋建設」は、本社が幌加内町にあり町全体のインフラ整備を行っていて、町と密接な関わりをもち、町と共に生きてきました。
そうした幌加内町に、サテライトオフィスが町中と朱鞠内の2拠点で誕生し、三津橋建設が整備事業を実施しました。
コロナの影響で急速に広まったテレワークですが、職種によってはその利便性から、コロナが落ち着いてきた今日でも続けている方は多いのではないでしょうか。
最近ではワーケーションといって遊びと仕事を両立するするように、居住地とは別の地で暮らしながら働くといったスタイルも広がっています。
こうした流れを受け、都会ではなく自然豊かで空気も綺麗、人が少なく落ち着いている田舎で仕事をしたいという方々のため、幌加内町にサテライトオフィスが作られました。
今回は幌加内町にできた2つのサテライトオフィスを見学・取材してきました。
雨竜郡幌加内町字幌加内4699番3 幌加内町民研修センター内
管理:幌加内町役場
2023年9月1日オープン
「ほろみんラウンジ」は幌加内町役場の2階にあります。
幌加内町のイメージキャラクター「ほろみん」の名前が使われています。
ブラウンに塗装されたナラの無垢フローリングに、ホワイト系の家具が使われています。
また、元々和室として使用されていた部屋のため障子があり、現代的な家具と相まって和モダンな雰囲気となっています。
1人席をはじめグループワークが出来るフリースペースや、個室ブースもあり、席数も多い印象です。
ほろみんラウンジは朱鞠内と異なり町中にあるため、まわりに飲食店やスーパー等がありますので、ゆっくり働きつつ町の便利な部分を利用することができます。
少人数での利用も可能とのことです。
(クリックで拡大)
雨竜郡幌加内町字朱鞠内4884番1 幌加内町ふれあいの家「まどか」内
管理:NPO法人シュマリナイ湖ワールドセンター
2023年12月1日オープン
日本最大の人造湖「朱鞠内湖」は、キャンプに最適でイトウが釣れることで有名な場所です。
その朱鞠内近くにサテライトオフィス「まどかラウンジ」が作られました。
まどかラウンジがあるのは、旧 朱鞠内小学校だった円形校舎を改装した「ふれあいの家まどか」と呼ばれる宿泊研修施設です。
中には宿泊部屋のほかに木工実習室や調理室、実験室、体育館など体験設備があり、普段はこの設備を利用して、小中学生の宿泊研修で使われたり、そば作り体験や朱鞠内湖を中心とした自然を利用した体験学習などが行われています。
まどかラウンジはまどか新館の2階にあります。
窓側の作業スペースは小上がり型になっていて、ほろみんラウンジとは対照的に、ナラの無垢フローリングにダークブラウン系の家具でコントラストを生んでいます。
こちらも同様に1人でリラックスしながら仕事ができる席や、ミーティングを行える広いフリースペース、Web会議を行ったり集中する作業を行えるボックス型の個室ブースもあります。
まどかの近くには散策できるような森が隣接しており、あたたかい時期には休憩がてら森林浴を行うこともできるでしょう。そして車で少し足をのばせば朱鞠内湖へ行くことができますので、釣りやキャンプなどもできます。
まさにワーケーションのような形でオフィスを利用するのがぴったりなのではないでしょうか。
◆長期使用
1カ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | |
ほろみんラウンジ | 11,000 | 26,400 | 39,600 | 79,200 |
まどかラウンジ | 8,800 | 21,100 | 31,700 | 63,400 |
※個室ブースを除く
◆短期使用
~1時間 | ~3時間 | ~5時間 | 5時間~ | |
ほろみんラウンジ フリースペース | 200 | 360 | 500 | 720 |
まどかラウンジ フリースペース | 150 | 270 | 380 | 540 |
ほろみんラウンジ 個室ブース | 250 | 450 | 630 | 900 |
まどかラウンジ 個室ブース | 200 | 360 | 500 | 720 |
ほろみんラウンジ オフィス貸し切り | 2,560/1時間(個室ブース含む) | |||
まどかラウンジ オフィス貸し切り | 2,280/1時間(個室ブース含む) |
※上記料金は令和5年9月現在の料金です。変更になる場合がございます。
※詳しくは幌加内町までお問い合わせください
サテライトオフィスについてもっと知りたい、利用したいという方は以下よりお問い合わせください。
幌加内町サテライトオフィスのホームページが公開されました!
詳細については以下よりご確認ください。
三津橋建設が最近施工したもので、もう一つご紹介したいものがあります。
「せいわ温泉ルオント」はご存じでしょうか。
ルオントにはそばをはじめとする美味しい料理が楽しめるレストランや、冬には雪のトンネルが名物の露天風呂があり、中も広く御影石で造られた綺麗な温泉があるとても魅力的な施設です。
ロビーは洋書を含む本がたくさん置いてあり、ゆっくりできるソファの他足湯までありとてもお洒落でリラックスできる空間です。家具も旭川家具を使用しており細部までこだわりが見えます。
ルオントは、地域の人々の憩いの場でもあり観光客も十分に楽しめる場所となっています。
筆者も何度も訪れていてお気に入りの場所です
ルオント自体も三津橋建設で施工したものなのですが、今回ご紹介したいのは2階の宴会場。
障子で区切られた広い部屋があるのですが、そこが素敵に生まれ変わったのです。
(クリックで拡大)
和と洋の調和が素敵ですよね。
家具やフローリングはシラカバが使われており、白くてすべすべ、偽心と呼ばれる着色部分なども自然のままという感じで、シラカバならではの魅力があります。
そしてなんと実は、このシラカバは幌加内町産なのです!
地元産材を使っている!!と大興奮でした。
地産地消のこだわりが素晴らしいですよね
こうした地元の木を使った家具、内装、建物などが増えていったらいいなと個人的に感じています。
大人数での利用が基本になるかと思いますが、機会がございましたらぜひご利用をご検討ください。
宴会場のご利用に関しては、ルオントまでお問い合わせをお願い致します。
三津橋建設では、今回のような建築事業のほか、幌加内町を中心に様々な事業を行っています。
現在一緒に働いてくださる仲間を募集中です。
興味がある方はお気軽にご連絡くださいませ。
“幌加内町サテライトオフィスをご存じですか?” への1件のフィードバック