仕様書で指定された山林の作業範囲を調査・測量します。
地形や植生などを把握し、作業道をどのように作っていくかなどを判断し、具体的な計画書を作成します。
バックホーやザウルスといった重機で作設を行います。
仕様書において作業道を作設可能な割合が決まっているため、
その割合の範囲で作ります。
作業道の作設は、特にコストに関わってくる重要な作業のひとつです。

地形により伐倒方法が重機のハーベスタを用いるか、チェーンソー伐倒にするかが変わります。
☆ハーベスター … 平坦な地形(15°以下)
☆チェーンソー … 上記以外の不良な地形など


伐倒した木の枝を取り払い、規格に沿って適切な長さにカットします。
☆ハーベスタ伐倒の場合
⇒伐倒~集積~枝切~玉切りまでが一台で可能。
☆チェーンソー伐倒の場合
⇒全木集材(枝付きのまま集積し、造材の際にハーベスタを使用。)

カットし集積した木材をフォワーダーに乗せ、土場まで運びます。

土場まで運んだ木を樹種ごとにまとめて仕分け、整理します。
グラップルで作業を行います。
