木育活動

木育活動

三津橋産業では、木育活動に力を入れております。
弊社に在籍する木育マイスター主導の木育イベント・木育活動を行っています。

活動記録

2024

上川管内の小中学校(名寄・美深・音威子府・中川・幌加内など)の先生方が集まった研究会があります。
今回は保健の先生方の依頼を受け、学校保健に活かす木育として「木のリラックス効果」をテーマに講座を担当させていただきました。

木は「五感」を通じて私たちにさまざまなリラックス効果を与えます。
今回は五感の中でも「嗅覚」「触覚」をピックアップし、
どのようなリラックス効果があるのか、研究や事例などをふまえながら講義。

リラックス効果と言えば「森林浴」が真っ先に思い浮かべられるかと思いますが、
「木材」にもリラックス効果が認められています。
木製品をに触れるだけでも効果は認められ、さらに木材の香りでもリラックスできる効果があります。

学校のように机・イス・フローリングなどあらゆる場所が木質化されることは、人を落ち着かせ学習能力を高めることに繋がります。

講義の最後には、端材を用いたワークショップを実施し、先生方にもその効果を体験してもらいました。
やすりでけずり、バーニングペンで絵を描いてもらうなど、触覚・嗅覚で木を体感していただきましたが、
みなさん講義前よりも笑顔が増え、明るい雰囲気になっていました。

今回の講義・体験で木の良さというものを「リラックス効果」というものを通じて知っていただければ幸いです。

【開催日時】2024年6月12日(水)
【場所】名寄南小学校
【活動内容】木のリラックス効果に関する講義・端材ワークショップ
【参加者】上川管内小中学校 教諭 約20名

前年度より参加させていただいている「美深小学校4年生」向けの森林教室。
今年度も参加させていただいています!

おなじみの「望の森」にて実施されました。
今回は前年度とテーマを変え、美深町となじみ深い産業の一つである「林業を学ぼう」という、学びを中心としたテーマで実施。

遊び要素を入れながらも、林業のサイクルについて学べるように望みの森でさまざまな仕掛けをしました。

実際にササを抜いてみて下草刈りの大変さを実感したり、チェーンソーを疑似体験したり、アカエゾの葉やトドマツのヤニをなめてみたり。
五感をフル活用した授業となりました!

子どもたちが今回の授業をきっかけに、林業について知るきっかけになったり、森に興味をもって遊んでくれたりと、そんなちょっとした変化を生んでくれれば幸いです。

【開催日時】2024年6月11日(火)
【場所】美深町 望の森
【活動内容】森林散策
【参加者】美深小学校4年生 約15名
【協力】上川総合振興局、里山部

芦別道の駅「スタープラザ芦別」にて、第19回元気森森まつりが開催されました。
地元の企業や組合など多くの方が出展され、ステージでのパフォーマンスもあり、賑わいを見せていました。

今回は、北海道の林業事業体や木材会社、北海道から有志で集まり活動している「森の魅力発信し隊」として参加致しました。

「トドマツのウニ箱端材」を利用し「ウッドバーニングバッジ」を作るワークショップを実施いたしました。
トドマツの端材をのこぎりで切るところから、やすりがけ、イラストを描いてウッドバーニングまで、大人も子どももそれぞれ楽しまれていました。

今後も「森の魅力発信し隊」としての活動も多くなっていくかと思われます。
そうした機会がございましたらぜひご参加ください。

【イベント名】第19回元気森森まつり
【主催】元気森森まつり実行委員会
【開催日時】2024年5月19日(日)
【場所】芦別道の駅「スタープラザ芦別」
【活動内容】トドマツウニ箱端材でバーニングバッジを作成
【参加者】約40名
【協力】森の魅力発信し隊

旭川西イオンにて、4/27.28の2日間木育イベントが開催され、弊社は4/28に出展しワークショップを開催いたしました。

今回は「ウニ箱の端材」を活用し、バーニングペンで絵を描いてオリジナルのマグネットを作ってもらうワークショップを行いました。

ウニ箱はトドマツから作られていることを知っていましたか?
士別市でウニ箱材を生産している布施さんにご協力いただき、端材を提供いただきました。

当日は全2回各回18人ずつの参加制限がありましたが、どちらの回も満員となり大盛況となりました。
はじめに端材やトドマツのお話をしたのち、作業をしてもらいましたが、大人も子どもも関係なく楽しんでくれている様子で、みなさん熱中していました。
普段は木を焼くといった経験は中々ないので、質感や香りを楽しんでいる方が多く見受けられました。

ぜひ作ったマグネットをお家で活用していただければ幸いです。

【イベント名】Happy Wood Time
【主催】旭川西イオン
【開催日時】2024年4月28日(日)
【場所】旭川西イオン
【活動内容】木工ワークショップ トドマツ端材でマグネットづくり
【参加者】約40名
【協力】上川総合振興局

美深町の仁宇布にて第26回白樺樹液春まつりが開催されました。

昨年度に引き続き、お祭り内イベントの「かんじきツアー」のガイドを担当いたしました。
今年は暖かかった影響もあり、雪が溶けササが繁茂する状況となりました。
森の中にかすかに残った雪の上をかんじきで散策しました。

参加者は40名ほどとかなりの大人数となり賑わいました。
ツアーでは、動物の足跡の観察や、トドマツの径級当てゲーム、シラカバという木の豆知識など、参加者の皆さんに楽しんでいただきました。

事前に作成したパンフレットでは、シラカバやトドマツといった木のことや、早春の森の楽しみ方など、みなさんが後から見て楽しめるようなものを作成しました。
皆さんに活用してもらえれば幸いです。

ツアー最後には、シラカバ樹林のなかで採れたての樹液を一緒に飲みました。
実際のシラカバを見ながら飲む樹液はよりおいしさを感じました。

来ていただいたみなさま、ありがとうございました。

【イベント名】第26回白樺樹液まつり
【主催】ファームイントント
【開催日時】2024年4月21日(日)
【場所】美深町仁宇布 ファームイントント
【活動内容】かんじき森林散策
【参加者】約40名
【協力】上川総合振興局、木育マイスター

枝幸町の村山木材(株) 社有林にて、山スキーでの山林散策を行いました。

北海道大学の森林について学ぶサークル「北大森林研究会」に所属する十数名が参加しました。

当日は天候に恵まれ晴れて温かい日となりました。
周囲の状況を良く知る村山さんから、森の様相や施業に関するお話を聞き、
所有者ごとに森林経営が異なることを実感しました。

散策をしていると珍しいエゾマツ林が出現したり、カラマツとアカエゾの列状混交林があったり、広葉樹と針葉樹が混交したところがあったりと様々な森の様相を見ることができました。

北大生も彼らなりに学びながら散策を楽しんでいました。

【開催日時】2024年2月29日(木)
【場所】枝幸町
【活動内容】山スキー山林散策
【参加者】北大生約15名
【主催】村山木材株式会社
【協力】宗谷総合振興局、木育マイスター

全4回にわたる木育授業のラスト第4回目が美深町 望の森で実施されました。

もう小学生にとってはおなじみとなっている「望の森」ですが、今回は冬ということで雪が積もり、森の様相が一変しています。

今回は、冬ならではの森の楽しみ方をガイドしました。
葉が落ちた木の冬芽を観察し、冬でも木はなぜ死なないのか?、雪って冷たいようで実は温かいこと、生き物たちの冬の過ごし方、など冬の森に関わることを学んでもらいました。
また、実際に雪を掘って雪蔵のような空間をつくり、そこに入って雪の温かさを実感してもらいました。
意外性を実感してもらえたようで、「あたたかい!」と子どもたちもとても楽しんでいました。

一年にわたり美深小学校の4年生のみなさんには、森を楽しんでもらいました。
今後も学んだことを思い出したて、森に親しみをもって楽しんでくれたら幸いです。

【開催日時】2024年2月15日(木)
【場所】美深町 望の森
【活動内容】森林散策
【参加者】美深小学校4年生 約20名
【協力】上川総合振興局、里山部

レークハウス朱鞠内にて、大人向け木育ワークショップを開催いたしました。

今回のプログラムは、幌加内町の観光事業の一環として行われました。
このイベントの中では、他に「スノーモービル」「夜のワカサギ釣り」など幌加内ならではのアクティビティが実施されました。

三津橋産業は幌加内町で創業し、幌加内町にチップ工場があるという深い関わりがあります。
当日のプログラムでは、みなさんに「木の魅力とは?」「木を使うことがなぜ良いのか?」など木の基本的なことや、木材に関わる現状についてお伝えし、実際に丸太の輪切りや製材に触れてもらって、五感で木を体感していただきました。

最後に木材チップを使って、オリジナルのバッジを作っていただきました。

みなさんに少しでも木について知っていただき、これからの日常生活において木を意識していただけたら幸いです。

2023

美深幼児センターにて、丸太の輪切りを用いてクリスマスツリーのオーナメント作りを行いました。

好きな絵柄を選んでなぞって描き、それぞれ自由に色を付けていきます。
昨年と同じく、完成したオーナメントは、幼児センター入口に飾ってある本物のトドマツのクリスマスツリーに装飾されました。

最後に身近な木のお話をしていたのですが、散歩などをしている時に木をしっかり認識しているようで、子どもたちなりに木に対する理解や独自の印象があり、お話がいがありました。
とくにシラカバは白い肌で印象深く、「雪みたいな木だからユキノキ」と覚えている子もおり、表現の豊かさに驚きと温かさを感じました。
これからも木に触れ合って、親しみを持つ存在であってほしいと感じます。

【開催日時】2023年12月15日(金)
【場所】美深町 美深幼児センター
【活動内容】輪切りでオーナメント作り
【協力】上川総合振興局

全4回にわたる木育授業の第3回目が、美深町の「望の森」にて開催されました。

今回は「秋」の森を体感しようという回で、
生徒自らの発見を促すよう「ビンゴゲーム」を行いました。

班に分かれて3×3マスのビンゴをそれぞれ作成し、別の班をそのビンゴカードを交換して書かれたものを探します。
秋の森では、夏と違って紅葉が進んでいたり、秋独特の香りがしたり、キノコなども多く生えていたりなど、変化を感じながら様々な発見をしていました。
小さなものから大きなものまで、よく観察している様子が伺えました。

こうした体験から地元の森に親しみ・興味を持ち、豊かな感性や観察眼を磨いていっていただければ幸いです。

【開催日時】2023年9月27日(水)
【場所】美深町 望の森
【活動内容】森林散策
【参加者】美深小学校4年生 約20名
【協力】上川総合振興局、里山部

「北海道のメェ~木(銘木)でひつじをつくろう!」(三津橋産業×つきとふね)

旭川で活動する家具職人と大工のユニット「つきとふね」とコラボしました。
三津橋産業で発生する端材を利用し、木製のひつじの置物をつくるワークショップを出展いたしました。

通常であれば、端材は燃やして熱エネルギーとして利用されますが、他にも活用法があればということで考えた結果、木工で楽しみながら木に親しんでもらおうという考えに至り、今回の出展が実現いたしました。
三津橋産業は士別市に本社があるため、士別市のアイコン的存在である「ひつじ」をテーマにいたしました🐑

当日は開場と同時にたくさんの人に来ていただき、2時間ほどで完売いたしました。
個性あふれるひつじたちが作られ、大人のも子どもも関係なく、ひつじづくり楽しんでいただけたかと思います!
暑い中来ていただいたみなさま、ありがとうございました。

【イベント名】第36回森林の市
【主催】旭川地方木材協会
【出展名】北海道のメェ~木(銘木)でひつじをつくろう!
【開催日時】2023年7月30日(日)
【場所】旭川市 旭川林業会館
【活動内容】端材で木工 ひつじをつくる
【使用端材】ナラ、タモ、セン、トドマツ
【所要時間】約30分

全4回にわたる木育授業の第2回目が、美深トロッコ王国にて開催されました。
元JRで美深に精通している諸岡さんのガイドのもと、トロッコ体験と美深の滝を見学いたしました。

元々JRが通っていた美深仁宇布。
廃線になった線路を再利用し、トロッコ体験ができるトロッコ王国がつくられました。
エンジン付きのトロッコで、簡単に操縦することができます。
意外とかなりのスピードが出るため迫力がありますし、緑の中を走るのは爽快感を感じられます。
子どもたちも初めて体験する子がほとんどで、みな楽しんでいました。

トロッコの後は、美深に16個あるといわれる滝のうちの2つ「高広の滝」と「激流の滝」を見学いたしました。
激流の滝に関しては展望台が設置されており、滝を近くから見ることができます。
大きな岩の間を水が勢いよく流れ、その音や流れる様子で子どもたちも癒されており、非常に涼やかな気持ちになりました。

【開催日時】2023年7月5日(水)
【場所】美深町仁宇布 トロッコ王国
【活動内容】トロッコ体験、滝見学
【参加者】美深小学校4年生 約20名
【協力】上川総合振興局、里山部

名寄の小学4~6年生が参加する交流キャンプにて、木育活動として森林散策と枝打ち体験を行いました。

森林散策では「もりのおとしもの」ゲームを実施。
森の中を歩き、「赤い実」や「ハート型の葉」など特徴的な葉、実、花などを採取し、最後にどんなものを拾ってきたか班ごとに見せ合い、木育マイスターが解説をしました。
同じお題でも、みな違ったものを拾ってきており、子どもたちの着眼点・興味関心の豊かさを実感いたしました。

枝打ち体験では、アカエゾマツの枝打ちを手のこで体験。
初めての体験に、みな夢中で作業し枝を落としていました。
1人で何本も作業し綺麗にしていく子もおり、楽しんで体験している様子が伺えました。

自然の中で遊ぶ楽しさや身近なものに焦点を当てることへの気づき、そして林業体験による作業の大切さなどを、楽しみながら実感してくれたのではないかと思います。
みなさんの楽しい「原体験」として今回のイベントの活動が記憶に残ってくれたら幸いです。

【開催日時】2023年7月1日(土)
【場所】名寄市 トムテ文化の森
【活動内容】森林散策・枝打ち体験
【参加者】小学4~6年生 約20名
【協力】上川総合振興局、音威子府林産企業協同組合

全4回にわたる木育授業の第1回目が、美深町の「望の森」にて開催されました。

今回の美深小学校における木育授業では、小学4年生が対象となり、1年を通して森林を中心とした野外体験学習を行い、美深の春夏秋冬の自然を学び、その魅力を実感してもらいます。

1回目は森林散策を行い、緑が青々と盛る時期の森林の中で学習を行います。
森林内では、各々が気に入った葉を採取し、紙に映すトレースを行いました。
他にも探索を行い、リスが食べた松ぼっくりを見つけたり、倒木の腐朽した部分を観察して虫を見つけたり、ササ船を作ったりと様々なアクティビティを行いました。
みな好奇心が旺盛で、様々なところに目をつけ、観察や採取を自主的に行っていました。

今後も交流を行っていくのが楽しみになりました。

【開催日時】2023年6月7日(水)
【場所】美深町 望の森
【活動内容】森林散策
【参加者】美深小学校4年生 約20名
【協力】上川総合振興局、里山部

美深町の仁宇布にて第25回白樺樹液まつりが開催されました。

仁宇布では「ファームイントント」さんが所有するシラカバ林で樹液を採取し、樹液の飲み物や樹液を使った飲み物などシラカバを利用した商品を多く生産されています。
この樹液祭りは「ファームイントント」さんのシラカバ林で開催され、立地的にも交通の便はよくないにもかかわらず、毎年道外から多くの人が訪れ賑わいをみせる、この地域ならではの魅力的なお祭りです。

お祭りの中のイベントの一つとして、冬のシラカバ林をかんじきを履いて散策する「かんじきツアー」を実施いたしました。
当日は4月でありながら雪が真冬さながら降り、気温も氷点下となる状況。
非常に厳しい環境でしたが、参加者のみなさんは北海道ならではの冬の森を楽しんでおられました。
シラカバを中心に、様々な木々のようすを観察しその特徴を解説しながら散策しました。
最後には真っ白な森の中でシラカバの樹液を飲み、非日常的な体験となったのではないでしょうか。

寒い中来ていただいたみなさま、ありがとうございました。

【イベント名】第25回白樺樹液まつり
【主催】ファームイントント
【開催日時】2023年4月16日(日)
【場所】美深町仁宇布 ファームイントント
【活動内容】かんじき森林散策
【参加者】約15名
【協力】上川総合振興局、里山部、北の森づくり専門学院

上川町の山林にて、山スキーでの山林散策を行いました。

北海道大学の森林について学ぶサークル「北大森林研究会」に所属する10数名が参加し、はるばる札幌より北上し、上川町に来てくれました。

散策を行った「中山」という上川町の山林は、地域住民をはじめとするさまざまな人々が活用してくれることを望んでいるそうで、今回のような散策などを積極的に行っています。
山スキーで歩きながら様々な樹種を観察し、上川の山の特徴を知っていきました。
学生のみなさんは好奇心が旺盛で、様々な質問をするとともに生えている樹木の樹種同定に夢中になっていました。
途中ウダイカンバの倒木があり、「サンプルを持って帰る!」と言って大学生たちが奮闘し盛り上がりを見せました。

【開催日時】2023年2月21日(火)
【場所】上川町 中山
【活動内容】山スキー山林散策
【参加者】北大生約15名
【主催】村山木材株式会社
【協力】上川総合振興局、上川町役場、里山部

2022

美深幼児センターにて、シラカバの輪切りを用いてクリスマスツリーのオーナメント作りを行いました。

シラカバに好きな絵柄を選んでなぞって描き、色を付けていきます。
はじめにシラカバがどういった木であるか、子どもたちに説明したのですが、子どもたちの中にはシラカバの存在を知っている子もいて、美深という町もあってか、シラカバがより身近な存在なのかなと感じました。

みな完成したオーナメントを見て満足そうでした。
完成したオーナメントは、幼児センター入口に飾ってある本物のトドマツのクリスマスツリーに装飾されました。

【開催日時】2022年12月12日(月)
【場所】美深町 美深幼児センター
【活動内容】シラカバ輪切りでオーナメント作り
【協力】上川総合振興局