ご無沙汰しております。
2024年に入り初っ端の1月から怒涛の毎日で、押し寄せるイベントの波に溺れかけながらも乗り越える日々でございました。
忙しさの中にいる時は色々悩んだり余裕が無くなったりするので、うわーってなってるんですが、終わってみたら「あれやっといてよかったな~」という気持ちで達成感で終了するので、予定がたくさんあるのって必ずしも悪いことではないなと思ったりします。(また忙しくなったらそうした気持ちもどこかに家出してしまうのですが笑)
忙しさの波は色々と発生するかと思いますが、今後徐々にうまく波に乗れるようになればと思います🌊
最近ではありがたいことに様々な方とお話したり、交流する機会が急激に増えました。
木育マイスターや行政の方、他企業の方、あるときには北海道外の木材会社の方までさまざまです。
instagramでも随時更新はしておりますが、最近の出来事やあれこれについてご紹介します。
モクコレ
2024/1/11~12
東京ビックサイトにて「モクコレ」が開催され、視察に足を運びました。
モクコレでは、全国各地から林業や木材に関わる企業や団体が集まり、展示を行っています。
普段関わることがない遠い都道府県の方と交流することができ、新しい取り組みや木材の使い方、それぞれの地域での木育活動など、木材に関わるトレンドや人々の活動を間近で見て体験することがきました。
本州ではやはりスギ・ヒノキの利用が中心となっていましたが、広葉樹の利用を積極的に行っている企業もあり、北海道ではあまり聞かない樹種があったりと、その活用方法を含め知見が広がりました。
スギに関しても「秋田杉」や「吉野杉」など地域によるブランド化も進んでいる印象を受け、北海道との違いを感じます。
また、木育活動についてはそれぞれ特性があり、地域の木育推進団体で連帯したイベント実施をしているところや、市町村が設定したクラフトウィークにてワークショップを開催しているところ、大学など教育機関との連携で学びながら商品開発を行っているところなど、参考になる事例が数多く見受けられました。
木育講座+ワークショップ@幌加内町
2024/1/23
幌加内町のサテライトオフィスの設計を行った「(株)ユニヴァ・ジャパン」の第二新卒研修プログラムが幌加内町で開催され、プログラムの一つとして木育講座を実施いたしました。
(サテライトオフィスについては記事で紹介しています⇒”幌加内町サテライトオフィスをご存じですか?”)
弊社は幌加内町で創業し、幌加内チップ工場を運営していることに加え、三津橋建設が幌加内町に本社を置き、インフラ整備を行っているなど深いつながりがあります。
今回はそうした幌加内との縁も絡めながら「大人の木育講座」ということで、「木の良さ」や「木を使うことはなぜ良いのか」など、木の基本的なところからその魅力、地産地消していくことの大切さなどを講義させてもらいました。
最後には、弊社の幌加内チップ工場で生産された木材チップを使って、バッジ作りワークショップを行い、楽しんでいただきました。
プログラムの最後には、朱鞠内湖上にテントが張られライトアップされ、ワカサギ釣りやスノーモービルが行われたほか、幌加内町民の方々が屋台を出し、幌加内ならではの魅力あふれる交流会が開かれました。
HOKKAIDO WOOD展示交流会
2024/2/21~22
HOKKAIDO WOODの展示交流会が札幌で初開催されました。(詳細はこちら)
三津橋産業では出展はしておりませんが、皆さんの展示を見て交流させていただきました。
北海道各地のHOKKAIDO WOODメンバーが出展し、北海道の木を使った家具や建材、小物など様々な展示販売が行われ、業界人だけではなく、一般の方々も来場され多くの人で賑わいました。
HOKKAIDO WOODのメンバー同士での交流は今までなかったため、どのような企業や人がいるのか知り、交流することができたため、今後こうした交流を続けていくことで新たなコラボや事業が生まれ、北海道産材の活用の幅をより広げていける可能性を感じました。
北大森林研究会 工場見学+山林散策会
2024/2/28
北大森林研究会のみなさんが工場見学に来てくれました。
北大森林研究会は、自主的に林業や森林・木材などについて、自主的に勉強し林業・木材に関わる企業に実際に訪問し話を聞いて学んでいます。
今回、製材工場を見学に選んでくれたことを嬉しく思います。
製材工場と二次加工工場をじっくり見ていただきながら、たくさんの質問をしてくれました。
時には鋭い質問もあがり、自分たちでしっかり考えながら見学してくれているのだなと、感心いたしました。
2024/2/29
村山木材(株)さんの社有林にて山林散策会が実施されました。
歩いていると林相が変化し、それぞれの特徴が見えました。珍しいエゾマツ林が広がっていたり、アカエゾとカラマツの列状混交林になっていたり、広葉樹林があったりとさまざまです。
村山木材さん以外の所有者の森もあり、所有者によって植え方や管理の仕方が異なっており、森に色が出ていました。
村山木材さんや宗谷振興局のみなさんからは森林経営に関わるお話や現状などをお話いただき、学生と共に学ばせていただきました。