合板・断熱材加工機

2022年1月25日

あけましておめでとうございます。ご無沙汰の投稿となってしまいました。
遅れてしまいましたが、本年もどうぞよろしくお願い致します。

連日、凍てつくような寒さが厳しい日が続いていますね。
1月20日は大寒でした。

大寒

「二十四節気」と呼ばれる、”1年を春夏秋冬に4等分したものをさらに季節ごとに6等分した暦”の内の一つで、一番最後の期間。1年の内で最も寒いとされる。一般的には初日を大寒と呼ぶことが多いが、本来は約15日間の期間を指す。

今まさに大寒の真っ只中ということで、例に漏れずとても寒いです。
ちなみに本日、筆者が出社した時の気温は-14℃。
雪も降っておらず、空も空気も澄んでいるので、より一層寒さの感覚を強めます。
一瞬で手が悴んで痛くなってきます…

しかしながら大寒は厳しい冬の終わりの時期であり、立春にむけ春の兆しが徐々に表れる時期でもあります。
フキノトウが顔を出したり、凍った水が流れだしたり。
こうしたゆっくりと温かく、生き物たちが動きだしていくのを感じるのが好きだったりします。


とはいえ道北はまだまだ冬は続くと思われますが、それはそれで楽しもうと思います。

札幌支店では昨年末より、新たに合板・断熱材加工機を導入しております。
今回導入したのは、宮川工機㈱のMPD-15というモデルです。

合板・断熱材加工機【MPD-15】

合板(単板を木の繊維が直交するように重ねて接着したもの)と断熱材(ポリスチレンフォーム等)を、独自のブレードで切断・加工を行う機械。あらかじめ作成したCADデータを読み込み、データに基づいてカッティングを行える。ナンバリング機能を持ち、どの箇所で使用するものなのか分かりやすく仕分けることができる。

従来は、合板のプレカット加工は弊社では行っていませんでしたが、加工機の導入により可能となりました。
導入により、以下のメリットが挙げられます。

作業、工期の短縮
グループ会社の道北ハウジング協同組合で行っている一般製材プレカット事業を合わせ、完全プレカットを行うことができるようになります。
これにより、大幅な作業工程、施工期間の短縮化に繋がると見られます。

環境負荷の軽減
上記に挙げたコスト削減だけではなく、SDGsの観点から見ても、メリットが大きいです。

<材の無駄、ゴミの削減>
従来は建築現場にて加工作業を行っていたため、現場で端材が発生し、無駄になっていました。
加工機であらかじめ加工することで歩留まりが上がり、発生した端材はチップとして利用することが可能となり、無駄がなくなります。

<CO2の削減>
従来は合板加工を外注に依頼していましたが、その際に発生していた輸送部分を、加工機の導入により削減できます。よって、輸送時に発生するCO2を削減することが可能となり、脱炭素社会へ貢献します。

このように、時間的にも、環境的にもメリットが大きい加工機。
これからの活躍に期待しています。

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