2021年12月21日
久々の更新となってしまいました。
すっかり年末の雰囲気となっていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
明日12月22日は冬至です。
日が短くなることで、睡眠の質や気分に影響が及ぶことは前回お伝えしました。
(前回の記事 ⇒ - 冬はどうしても日照時間の短さから、落ち込みやすくなってしまう。–)
日照時間の折り返しと考えると、少しだけ楽に感じます。
冬の本気はまだまだこれからということで、気を抜けませんが...
太陽の復活を首を長くして待つことにします。
当社のグループ会社のひとつに、
国有林の造材をメインの事業として行っている、南富良野木材産業株式会社ですが、
新しく、高性能林業機械 ハーベスタが導入されます。
ハーベスタ
木の処理に特化した建機。ヘッド部分が立木の処理に特化していることが特徴。チェンソーやナイフを搭載しており、これにより木の伐採が可能。多機能なものは「伐倒」、「枝払い」、「玉切り」、「集積」といった作業が一台で可能となる。
一台で何役もこなすことのできる、とても便利な重機になります。
導入するのは、
CAT317(本体) + PONSSE(ハーベスタヘッド)のモデルです。
こちらは2021年秋発売の、最新モデルになります。
12月22日から造材現場デビュー予定です。
操縦席も、タブレットが搭載されており、最新であることが伺えます。
ガンダムの操縦席のようで、月並みの表現ですが、とても格好良いです。
伐りたい長さを設定すると、自動でその長さで伐ってくれ、
さらに、径級もアームで測定され、造材しただけでデータが取れます。
こういった自動化などの進化には改めて驚かされます。
林業は日本の大切な第一次産業のひとつですが、
他と同じように、担い手不足や高齢化に悩まされています。
そういった大きな課題がある中、このハーベスタの導入により、
作業がより効率的に、そして安全に進めることができます。
林業における機械化は、人口減少が進む現代では、必須であると考えます。
人の命を守るためにも、林業によって持続可能な社会をつくることを考えても、
機械化が進んでいけばと思います。
期待の新人、ハーベスタ。
その性能を最大限に活かし、造材現場で活躍してくれることを願っております。