第451回 銘木市

2021年12月24日

今日はクリスマスイブですね。
士別市は雪が積もり、見事にホワイトクリスマスでございます。

雪をかぶった丸太を見て、シュトレンみたいだな、と思ったのですが、ご存じでしょうか。

シュトレン

ドイツ発祥のクリスマスの菓子パン。多種のフルーツが練りこまれており、上に真っ白になるまで砂糖がまぶされている。クリスマス前の4週間をアドベントと呼び、その期間に少しずつスライスし食べる慣習がある。長持ちし、時間の経過とともにフルーツの風味がパンに移るため、より美味しくなる。

筆者は正しく4週間前から食べ続けたことはないですが、やってみたいことリストに入っています。
シュトレンが減っていくにつれクリスマスが近づく、という
ただ待つのではなく、特別なワクワク感をもってクリスマスを待ち望む、
というスタイルになるのが素敵です。

段々何かを待ち望む、待ち遠しく感じることが少なくなっていく中で、
こういった、ドキドキとした期待を持って待つ、という姿勢を忘れないようにしたいと感じています。

雪をかぶった丸太を見て、いつかシュトレンにトライしてみようと思いをはせております。

今回はシュトレンではなく、本物の丸太のお話です。
12月17日に開催された、第451回銘木市に参加いたしました。

銘木市 とは?

昭和42年から開催されている、旭川林産協同組合主催の原木販売のイベント。
道内各地から集められた、さまざまな丸太が出品され、道外、海外からも買い付けに来られ、入札される。
欠点のない優秀なものから、こぶ付きの珍しいものまで、たくさんの丸太を見ることができる。

その名の通り、数々の” 銘木 ”が出品されます。
広葉樹がほとんどですが、クロエゾマツなどわずかに針葉樹も出品されていました。
個性豊かな丸太が、土場にずらりと並べられている様子は、中々迫力があります。

下見の様子

木(丸太)好きには、たまらない光景ですね!
筆者も初めての参加でしたので、とてもワクワクとした気持ちが沸き上がりました。

特に良い評価を受けたものには、金~銅賞が与えられます。
金、銀賞は珍しいそうです。今回は銅賞のみ見受けられました。
ひとつひとつ見ていくと、同じような見た目でも、賞を受けているものといないものがあります。
ぱっと見では、違いがわかりません。

太さや形はもちろん、内部まで浸食した腐れの予測、年輪のつまり方など、
細かいところまでプロの方々は見ていると実感します。
プロの目利きというのは、想像以上に高度なスキルだと感じます。

会場に木材業者さんたちが集まり、せりを始めます。
膨大な量の丸太の取引をするため、かなりのスピードでせりが進められます。

筆者もメモを取っていたのですが、はじめの方はついていけませんでした。
魚のせりもそうかもしれませんが、独特な雰囲気があります。

国会議員さながらの木製札

8:00~12:00まで、途中休憩をはさみながら、せりがどんどん進められます。
銅賞のものは、ほとんど大台(20万円以上の値が付くこと)に乗り、
賞を受けていないものも、大台に乗ることが多々。
値の付き方を見ながら、最初に予定していた値段から変更することもあります。

メモを取りながら札を渡し、値段の変更をし…と
かなり忙しないですが、同時に多くのことを考えながらも、難なく作業を進めており、
圧倒されてしまいました。

素材山林営業 阿部(左)と筆者(右)

買われた銘木たちは何になるんでしょうか。
銘木として一つでも多く、大切にされるような形で使われるといいなと思いながら丸太を眺めました。

個性豊かな丸太たちを一望できる銘木市。
ぜひまた参加したく思います。

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