林業・木材産業セミナー

2021年11月11日

この記事を書いている時、急に辺りが暗くなって雨が降り、
短時間で止んで晴れてきました。
このような雨を「時雨」というらしいです。

時雨(しぐれ)

晩秋から初冬にかけて降る雨で、ザーっと勢いよく降り、短時間ですぐに晴れる雨のこと

「時雨」という言葉自体は読んだり聞いたことがあると思いますが、
筆者も意味は初めて知りました。

この時期、大陸性高気圧が勢力を高めると同時に、北西の季節風が吹き始めるそうです。
この風が、山脈にあたって吹き上げ、雲を作って雨を降らしますが、
風によってその湿った空気が山を越えやって来る。
これが「時雨」だそうです。


古くから季語として多く用いられる「時雨」
この時期、サーっと降り去っていく雨を経験したら、

「時雨が来たなあ」と、晩秋をしみじみ感じていただければと思います。

11月10日、道庁・振興局の林業・林産業担当職員のみなさまが、士別本社にいらっしゃいました。

今回のセミナーは、経験が浅い職員を対象に、
座学や現場を見学することによって学んでいただくことを目的としたものです。
事務所で説明を受けた後、素材生産現場、工場の見学を行われました。

質疑応答の際には、道産材の強みについて議論が交わされ、積極的な意見交換が行われました。

現在ではウッドショックの影響で国産材に注目が集まり、
その利用拡大に期待が高まっていますが、
その中で、道産材をどうブランド化していけばよいかが課題と感じます。

新型コロナウイルス終息後の、世界の木材の動向も予測がつかないため、
動向から目を離さず、国産材のよりよい活用のため今すべきことは何か、
考え行動する必要がある、と感じました。

弊社でも、道産材の普及のため、様々に取り組みを行っていきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

 

今回のセミナーが、みなさまの有意義な経験となっていただけたら幸いです。
職員のみなさまの今後のご活躍を期待しております。

参加いただきました職員のみなさま、ありがとうございました。

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